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あなたは自分の強みを自信をもって語れますか。

あなたは自分の強みを自信をもって語れますか。

お仕事探す前に自分の”強み”は何か認識していますか。

会社で長く務めあげ定年を迎えた今、これから第2章として、自分で人生を切り拓いていく立場となり、次の仕事を探し始める。
でも、お仕事探す前に”自分の強み”を認識していますか。そして、自分の強みを自信をもって語れますか?

様々なシニアのエンジニアの方と面談させて頂いているが、面談の時に気になるのは、大枠自分のスキルの売りは認識していても、職歴を細かく聞いたり、案件の例を示して、こんな仕事のイメージですかとスキルを具体的に確認していくと、”これはできない”とか ”簡単なことしかしてないので”という感じで できないことのオンパレードになってくる。
どこか得意なことないですかと確認すると、”自分は大したことしていないので” と言われてします。
聞いているほうは、おいおい、一体あなたは何ができるんですか?と質問したくなる。

SEは仕事の上でもリスク計算をしがちだ。
私も若いころ、提案書に、機能と費用見積もり記載した下に、これこれは対象外ですという対象外条項
を大量に記載したことがある。提案書を見たお客様に「逆に何をしてくれるの」と言われ、自分で読み返してみて、実施することは殆ど記載していないことに気が付いた。
スキルの棚卸においても、どうしてもリスク回避のクセから、できないこと→ネガティブの方向に言ってしまうのではないか。

あなたのスキル・経験の価値を決めるのは、あなたではなく、相手なのだ。

エンジニアはシニアと言えども、スキル重視であり、シニアだからこそ経験重視でもある。
だからこそ、自分のスキルや経験を「ちゃんと」説明できることが重要なのである。
誰も、「できないこと」にお金を払う人はいない。
あなたが「できる」ことにお金を払うのだ。

でも、そんなことは言っても、自分のスキルは大したことないとお思いのあなた。
あなたのスキルが「大したことないのか」「価値のないものなのか」を決めるのはあなた自身ではなく、お金を払ってくれるお客様だ。

スキル棚卸は出来ることにフォーカスし、幅を持って考えよう。

だからこそ、自分のスキルの棚卸が必要なのだ。
何か出来て、何が得意なのか。自分が提供できる価値は何なのか。
そしてこのスキルの棚卸で重要なのは、

・できないことではなく、できることを中心に深堀する。(引き算でなくて、足し算で考える)
・できる、できないは1か0で考えない。

できる、できないの区別ではなく、コアのスキル、まわりはどの範囲までできるのか、どうフォローされればできるのか、できるかも知れないのか、コアスキルをベースにスキルを広げて考えることが必要だ。
たとえば、設計は得意だけど、構築は難しいということであれば、設定については最初フォローをもらえればとかリーディング難しければ、まわりにこういう人間いればできる等、なんらかのサポートがもらえればできるところも出てくるだろう。
そもそも、一人でやるプロジェクトはないのだから、うまく役割分担できればいい。
その役割分担をスムーズにするためにも、自分ができる範囲を少しでも広げられる余地があるか考える必要がある。

なぜなら、今まで携わって来たお仕事や役割とピッタリ同じの仕事はないからである。
違う環境であなたがどこまでどう適応できるのか、その幅をスキル棚卸をしながら、自分なりに見極める(+こころ積もりする)のである。

長くこの分野で経験を積んできていることは、あなたの価値のあかし

シニアの方々は、長い経験を積んできている。長くこの世界で経験を続けられたということはあなたのスキルや経験に何等かの価値があったからだと思う。その価値は、他の会社でも活かすことが可能だろう。

あなたのスキルや経験を評価するのは、あなたではなく、雇用する会社である。
そのために、自分のスキルや経験を「ちゃんと」自信をもって説明することが必要である。
コアスキルとともにどこまで適用力を発揮できるのか、したいと思っているのか、こうした棚卸をして、第2の就職活動に臨めばいい結果が返ってくると信じている

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