• 03-6869ー4694
  • info@market-interface.co.jp

日別アーカイブ 2017年3月31日

老いにも負けず、・・

私が参加している「NPO法人生涯現役推進協議会」には、「生涯現役プロデューサ養成講座」というのがある。
自分も生涯現役をしながら、人の生涯現役を助ける人:これをプロデューサと呼び、これを養成するための講座なのだが、ここでは毎回宿題が出てくる。
先日の宿題で、生涯現役という言葉を使わず、ユーモアを意識して生涯現役を伝えるコラムを書く というお題が出た。
本来文章で提出なのだが、どうも”ユーモア・ユーモア”と考えている間に、なぜか宮沢賢治の”あの詩”が頭に・・・・・
これ使えないかと、これもとに”生涯現役”風にアレンジしてみた。

老いにもまけず

老いにもまけず
しらがにもまけず
肉体の衰えにもまけない
健康な心をもち、

決して怒らず、
いつも静かに、ときには大いにわらっている。
よく運動をし、健康にも気をくばり
常にバランスのとれた食生活をおくる。

自分の人生の目標をもち、
自分の強みを理解し、
学ぶことを常にわすれず
大いに本を読み、
若い人の声を聞き、
同じ仲間の苦労にも耳を貸す。

東に集まりあれば、喜んで参加し、
西に困っている若者がいれば、希望を与え、
北に不安に思っている同輩がいれば、手をさずけ、
南に迷っている人がいれば、一緒に悩み、道をさがす。

自らに苦しみごとあれば、
ひとりでふさがず、
他人のせいにもせず、
友に相談し、
前を向いて進んでいく。

ときには自分の人生をみつめ
自分の生きがいをもとめ、
明日への希望とする

世の中にぶらさがらず、
世の中の課題を理解して、
少しでも役にたち、
ひとからは喜ばれ、
でも、多くはもとめず、
年齢を重ねても、けっしてふけこまず、

周りとかかわりをもちながら
自分の生きがいを感じていく。

そういうものに
わたしはなりたい

宮沢賢治は、子供のころ好きで、全集買ってもらって読んだこともあり、
まねてみようかと思ったんだけど、
もともとの詩の最後の部分はこうなっている。
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

見返りを全く求めない愛。
あらためて読み直して、こんな崇高な気持ちにはとてもと思いながら作ってみた。
宮沢賢治の年齢はとうに超えているが、人間いつまでも煩悩は消えないものだ。
ちなみに、私は「生涯現役プロデューサ養成講座」を受けているが、自分自分をプロデュース中である。
人に対する見返りを求めない愛:それができるのはいつのことか。

ライフキャリアデザインセミナー受付中(参加無料【残席わずか!】 4月20日 19:00~ Esta青山)

ミドル・シニアエンジニアのためのクラウドソーシングサービス

生涯現役音頭:伸びた蕎麦にはなりたくない?

私が、現在参加している「日本生涯現役推進協議会」には様々な「生涯現役」を実現されている方がいる。
童謡の作詞作曲家をされている高橋郁郎さんもその一人だ。
「童謡100年」という会の理事をされていて、様々なところで「詩の会」を開催されている。
「生涯現役実現できました!」と語られる御方だ。いつもにこやかに微笑んでいて、横に座ると
20歳以上も違う私にやさしく話かけてくれる。
なんと、この方、元国鉄職員で、国鉄が解体されたときに退職して、今まで自分の好きだった童謡の作詞作曲の道を選んだ。
国鉄職員時代にもPR音頭を作っていたようだが、すべて独学で学びながら、自分の好きなことを次の仕事として選んだとのこと。
好きなことを仕事に選ぶ。当たり前のことだけど、その勇気ある選択に脱帽!

その高橋さんが作られた「生涯現役音頭]。残念ながら、Youtubeには上がっていないので、どんな節なのか
不明だが、「生涯現役」をユーモアたっぷりに表現しているので。ちょっと読んでみるべし。

生涯現役音頭

高橋育郎作詞
高橋丈也作曲
勝 一雄 編曲(キーボード)

 

人生五十は むかしのことよ
いまじゃ百歳 長生き時代
伸びた生命は めでたいが(ソレ)
伸びた蕎麦では まずくて食えぬ
背筋ピンとして 腰を入れ
夢をひろげて 生きてゆこう
ソレ シャシャンと シャシャンと
シャシャンとな

余生隠居は むかしのことよ
いまじゃ生涯 現役時代
人生いつでも 青春だ(ソレ)
健康第一 心が二番
経済家庭に 交流と
もう一つ大事な 好奇心
ソレ シャシャンと シャシャンと
シャシャンとな

道はそれぞれ ちがっていても
集う仲間が 肩組みながら
生きがいづくりを 語り合う(ソレ)
歩いてゆこうよ 両手を振って
実践する道 光る道
しあわせ築こう 花咲かそう
ソレ シャシャンと シャシャンと
シャシャンとな

平成5年4月(平成15年 八十を百歳にする)
なんたって 伸びた蕎麦では まずくて食えぬ が秀逸だし、平成15年に歌詞八十を百歳にしている。もうすでに14年も前から人生100歳だったんだ!ってびっくり。
お楽しみいただけましたでしょうか。

ライフキャリアデザインセミナー受付中(参加無料【残席わずか!】 4月20日 19:00~ Esta青山)

ミドル・シニアエンジニアのためのクラウドソーシングサービス